体脂肪率の変遷(推移)
体脂肪率の変遷(推移)
体脂肪率を計測する際に、注意が必要な事柄があります。これは先ず、体脂肪を体重と勘違いしない、という事に他なりません。よく「ダイエットに成功して、体脂肪率が大幅に下がった。」等、宣伝文句にしている商品が存在します。然しながらこれを鵜呑みにするのは、避けなくてはなりません。
何故なら体脂肪率とは、体内に電気を流してその電気抵抗から測定する仕組みなのです。それ故、完全に同一の条件で測定しなくては、簡単に比較出来る訳がないからです。
その良い条件の例が、先ず測定する場所であり、発汗が起こり易いスポットライトの下や緊張状態であれば、当然電気抵抗には変化が発生します。この様に、体脂肪率とは1日の中でも、2%~3%は常時変化している、これが実態なのです。中でも、体脂肪率の1日の動きを追うと、就寝中に一番高くなり、昼間にかけて低くなっていく傾向があります。更には、食事や水分摂取によって体内の水分量が変化する以上は、当然体脂肪率にも影響があります。
次の条件としては、測定する時間帯の問題があります。そこで、体脂肪率を限りなく正確に計測するならば、この事柄を知っておく必要があります。何よりも激しい運動や入浴の後等、多量に発汗している時には、体脂肪率は高くなります。その反面、就寝前には体脂肪率は低くなります。次に食事の直後に測定すると、胃が位置する上半身に水分が留まる為に、体脂肪率は変化します。
それでは体脂肪率をより正確に計測する為のポイントを、これより御紹介致しましょう。それには何よりも、例えば1週間程度の期間を確保して、この期間内の自分の体脂肪率を記録して、体脂肪率の時間的な動きの型(波の形)を知る事が必要不可欠です。その上で初めて、毎日同一の時間帯に同一の条件下で計測する事により、体脂肪率の長期的な変化の推移(上昇線或いは下降線)を、正確に判定する事が可能となるからです。









